金融機関を取り巻くあらゆる金融犯罪を検知・防止する統合アンチマネーロンダリング（AML）ソリューション「BankSavior」を中核としたサービスを展開し、金融機関の金融犯罪対策にかかる一連の業務をサポートします。
FATF勧告や金融庁「マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関するガイドライン（AML/CFTガイドライン）」による金融機関、金融サービス事業者での実効的なAML態勢の構築に寄与することにより、安心・安全な社会の実現に貢献します。

統合アンチマネーロンダリングソリューション「BankSavior」および業務支援サービスは、犯罪収益移転防止法にもとづく為替取引の分析やその結果を金融機関に通知する機能を有しており、これらの支援作業が「為替取引分析業」に該当します。
このため「為替取引分析業者」の許可を取得した上で事業を行う必要があり、金融当局による検査・監督等がおよぶ事業となります。また、為替取引分析業者は原則として専業であることが求められており、これまで「BankSavior」を提供してきたSCSK株式会社からの独立分社化が必要となりました。
SCSKの金融事業グループでは、AML事業を今後の成長事業領域に定めており、法律（改正資金決済法：2023年6月1日施行）に従って許可を取得し、BankSavior関連事業を営む新会社（SCSK RegTech Edge 株式会社）を設立して事業を継承、為替取引分析業の対象となる銀行・資金移動業をアカウントとする業種領域を新会社に体制移管しました。

SCSK RegTech Edge
株式会社
（エスシーエスケイ レグテックエッジ株式会社）

RegTech（レグテック）は、規制（Regulation）と技術（Technology）を組み合わせた造語で、2015年ぐらいから英国・米国を中心に使われ始めたワードです。広い意味での金融の制度対応（RegTech）について、AI等の最先端技術 （Edge）を活用し、サービスを提供する会社という意味を込めて命名しました。